研究課題/領域番号 |
19K13779
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
秋池 篤 東北学院大学, 経営学部, 准教授 (90758864)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | デザインイノベーション / イノベーション・マネジメント / 経営戦略論 / マーケティング / デザイン戦略 / イノベーション / デザイン / 技術 / 意匠 / 技術イノベーション / デザイン・マネジメント / 経営戦略 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は企業のデザイン戦略、特に、デザインイノベーションと技術イノベーションの同時追求というテーマに注目して分析していく。このテーマについて、本研究では、大きく分けて2つの内容を明らかにすることを目的とする。1つ目の目的は、企業がデザインイノベーションと技術イノベーションを同時追求する際の課題の導出である。そのために、本研究では、ケーススタディを主体とした定性的な分析を実施する。2つ目の目的は、企業がデザインイノベーションと技術イノベーションの同時追求時に生じた課題の克服方法の実証である。このテーマを明らかとするため、本研究では定量的な分析を行う予定である。
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研究成果の概要 |
本研究はデザインイノベーションと技術イノベーションの同時追及について、効果的なマネジメント方法を検討するために定量的な分析を進めた。その結果として、両者の同時追及における効果的なマネジメント方法について分析するためには、①デザインマネジメントをとらえるための意匠を用いた分析(e.g., Akiike et al., 2019; 秋池・吉岡(小林), 2021)や、②消費者調査を用いた分析が有用であることを示した。加えて、発展的なテーマについても検討した(Akiike & Ichikohji, 2021)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果については、学術的な意義及び社会的な意義がある。学術的な意義については、これまで不明瞭であったデザインイノベーションと技術イノベーションの同時追及の可能性について検討するための分析の方向性を示したという点にある。そして、社会的な意義については、今後も企業の競争にとって重要な要素であるデザインイノベーションと技術イノベーションの関係性について検討するための方法を示しているという点にある。
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