研究課題/領域番号 |
19K13815
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
杉川 智 大阪工業大学, 情報科学部, 講師 (70710094)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 経営 / 生産システム / スケジューリング / 生産 / システム / 経営学 / 生産スケジューリング / 最適化 / リアクティブスケジューリング / ダイナミックスケジューリング / リアルタイムスケジューリング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,不確定な事象を含む生産システムのためのより汎用性が高い数理モデルを提案,実現する. そのためにまずは,(1).不確定な事象の体系化する.不確定事象の体系化より,(2).静的な形で最適化モデルの構築を行う.この数理モデルは最適化を導出することができるため,ベンチマーク問題として使用することができる. 不確定事象の体系化・静的な数理モデル,より統合的な数理モデルの構築し実現する.それぞれの数理モデルが有効であるかどうか計算例を用いて確認する.
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研究成果の概要 |
不確実性を含む生産システムに対して静的な条件下において,形式的に記述することは可能となった.すなわち,事象の発生時間に注目して発生時間よりスケジューリング可能であると考えるとスケジュールに対する割当問題として考えることができる.これらのアイデアをまとめて形式的に記述することができた. また不確実を含む生産システムに対しても新しい解法を提案することができた.これも不確定事象の発生に注目して,そのときにスケジューリングを行うべきかどうかの判断を行うモデルとすることで実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
不確実性を含む生産システムの形式化は,その学術的意義は高い.形式化することで静的ではあるが,不確定事象を含む生産システムの最適解と最適値を求めることができる.最適解からどうすればよかったのかを知ることができ,新しい解法につながる可能性がある. またこれまでの解法に対しても,解を比べることでどうすれば改善することができるのかを指し示すことができる.さらには最適値より,それらの解法を評価することが可能となる.以上のことから本研究は高い学術的な価値があるといえる.
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