研究課題/領域番号 |
19K13870
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
齊藤 毅 中京大学, 経営学部, 准教授 (90802877)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | プロジェクト / コストマネジメントシステム / 管理会計 / コストマネジメント |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は,管理会計領域においてこれまでほとんど研究がなされてこなかったプロジェクトに着目し,コストマネジメントシステムを開発するための基礎的研究を行うことである。プロジェクトの代表例として,新製品や新システムの開発プロジェクトがあげられ,成否が企業の命運へと繋がることも多いことから,プロジェクトのコストマネジメントシステムの開発に関する基礎的研究を行うことは意義があるものと思われる。この目的を達成するために,第一ステップとしてコストマネジメントシステムの検討,第二ステップとして検討したコストマネジメントシステムの効果検証の二つのステップを踏むことを予定している。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、管理会計領域において研究が不足しているプロジェクトに着目し、コストマネジメントシステムの開発に向けた基礎的研究を行うことである。文献調査や事例研究などに取り組んだ結果、プロジェクトのコストマネジメントシステムを支えるスコープおよびスケジュールマネジメントシステムの機能、適切な予備費の計上と執行に向けたプロジェクトのリスク要因、ウォーターフォール型とアジャイル型プロジェクトにおけるコストマネジメントシステムの利用方法の違いなどが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プロジェクトの代表例として、新製品や新システムの開発プロジェクトがあげられる。一方で、プロジェクトと対極をなす業務には、たとえば工場で大量生産される製品の製造業務のような、定型的で継続的な業務が位置付けられる。管理会計領域では、これまでのコストマネジメントシステムに関する研究の多くが定型的な継続業務を主な対象としてきたことから、プロジェクトを対象とした本研究には学術的意義があるものと考えられる。また、研究成果は、新製品や新システム開発などのコスト超過に苦しむ企業の業績向上に寄与することが期待される。
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