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上位管理者に焦点を当てた予算スラックの形成メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K13872
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分07100:会計学関連
研究機関京都産業大学

研究代表者

伊藤 正隆  京都産業大学, 経営学部, 准教授 (00706905)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード予算スラック / 上位管理者 / コントロール / 予備費 / 形成メカニズム
研究開始時の研究の概要

予算スラックは,多くの企業が採用する参加型予算管理における課題であり,予算管理研究における大きなテーマの一つである。予算スラックに関しては,その形成メカニズムを明らかにするための研究が続けられているが,予算スラックの形成をコントロールする主体である上位管理者(以下,上位者とする)に焦点を当てた研究は,近年になって取り組まれ始めたところである。
そこで本研究では,文献レビュー,インタビュー調査,および質問票調査を実施することにより,上位管理者に焦点を当てて予算スラックの形成メカニズムに関して理論的かつ実証的に解明しようと試みている。

研究成果の概要

本研究は、組織において広く利用されている予算管理における課題の1つである予算スラックについて、上位管理者に焦点をあて、そのコントロール内容の背景や動機について明らかにしようと試みたものである。ここで予算スラックとは、予算に意図的に含まれた余裕のことである。研究の結果、上位管理者のとるコントロール内容は、企業の戦略や環境不確実性などによって影響を受ける可能性があることを示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果の学術的意義としては、予算管理における課題の1つとして取り組まれてきている予算スラック研究において、新たな視点からその解明を試みた点である。本研究領域において、これまでとは異なるアプローチによる知見を蓄積している。
また、本研究成果の社会的意義としては、多くの企業が直面しているとされる予算スラックの問題に関して、その解決の糸口となる可能性を示唆しており、予算管理実務への貢献が考えられる。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 予算スラックとしての予備費に関する一考察2020

    • 著者名/発表者名
      伊藤正隆
    • 雑誌名

      會計

      巻: 198 ページ: 56-69

    • NAID

      40022353307

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2022-01-27  

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