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中山間地域住民の地域移動と二重の主体性:地域活性化のライフストーリー研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K13889
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関奈良教育大学 (2020-2021)
日本女子大学 (2019)

研究代表者

樋田 有一郎  奈良教育大学, 学校教育講座, 特任准教授 (50825023)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード地域内よそ者 / 過疎地 / 地域活性化 / 地方創生 / 地域移動 / 人口減少 / 主体性 / 離島・中山間地域 / Uターン / 社会関係資本 / 限界集落 / 愛媛県 / 島根県 / 過疎化 / 地域人材育成 / 中山間地域
研究開始時の研究の概要

人口減少がいち早く進む中山間地域(地方郡部)の住民のライフストーリー研究を行い、地域移動がもたらす地域活性化に取り組む主体性形成と地域活性化に果たす役割の研究枠組みを構築する。対象地域では、UIターンの促進よる地域活性化政策が行われている。地域移動をした住民は、移動前と移動後の二つの地域で形成された経験や技能を保持している。ライフストーリー法により時間的、空間的移動の経験を記録し、地域で生まれ地域で育った純粋な地域住民とは違った主体性を持つ地域住民が地域活性化に果たす役割を研究する。また、異なる地域から地域移動する住民が現在の地域にどのように統合されるか誕生から現在に至る過程を明らかにする。

研究成果の概要

人口減少がいち早く進む中山間地域(地方郡部)の住民のライフストーリー研究を行い、地域移動がもたらす地域活性化に取り組む主体性形成と地域活性化に果たす役割の研究枠組みの構築をした。対象地域では、UIターンの促進よる地域活性化政策が行われていた。地域移動をした住民は、移動前と移動後の二つの地域で形成された経験や技能を保持していた。ライフストーリー法により時間的、空間的移動の経験を記録し、地域で生まれ地域で育った純粋な地域住民とは違った主体性を持つ地域住民が地域活性化に果たす役割を研究した。また、異なる地域から地域移動する住民が現在の地域にどのように統合されるか誕生から現在に至る過程を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本の人口が減少し始め、過疎化への対応をはじめとして様々な地域活性化の必要性が生じはじめている。日本ではこれまでの地域政策を振り返ると、中央主導で全国一律的な開発や一部の拠点を重点的に開発する形での地域活性化がおこなわれてきた。こうした流れに対して、近年では、地方創生をはじめとして、それぞれの地域が自律的にオリジナルな文脈で地域活性化をおこなうことが求められる傾向が強まっている。そうした中で、重要視されるのは、地域活性化を主体的におこなう人材であった。本課題では、そうした新たな局面を迎えた地域を活性化させる地域人材の機能と生育過程に着目した。

報告書

(3件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2021 2020

すべて 雑誌論文 (5件) (うちオープンアクセス 5件、 査読あり 2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 地域学校協働にとりくむ高校魅力化改革 : 地域学校協働での高校生の学びと役割2021

    • 著者名/発表者名
      樋田 大二郎、樋田 有一郎
    • 雑誌名

      教育研究

      巻: 65 ページ: 115-132

    • DOI

      10.34321/21749

    • NAID

      120006999654

    • ISSN
      04547411
    • URL

      https://opac.agulin.aoyama.ac.jp/iwjs0011opc/TF01306159

    • 年月日
      2021-03-01
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 地域移動が形成する家業継承者の二重の主体性ー島根県中山間地域の地域内よそ者のライフストーリー分析を通してー2020

    • 著者名/発表者名
      樋田有一郎
    • 雑誌名

      村落社会研究ジャーナル

      巻: 第26巻2号 ページ: 1-12

    • NAID

      130008023304

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 高校魅力化における「地域の特色を生かした教育」のあり方を考える:学習目標と学習効果の整合性に着目して2020

    • 著者名/発表者名
      樋田有一郎
    • 雑誌名

      早稲田大学大学院教育学研究科紀要 : 別冊

      巻: 第27号ー2 ページ: 51-63

    • NAID

      120006812925

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 愛媛県立今治北高等学校大三島分校生徒インタビュー (特集 各地の高校魅力化プロジェクトを紹介)2020

    • 著者名/発表者名
      樋田有一郎
    • 雑誌名

      地域人材育成研究

      巻: 第2号 ページ: 6-33

    • NAID

      120007003377

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 愛媛県立三崎高等学校せんたん部生徒インタビュー (特集 各地の高校魅力化プロジェクトを紹介)2020

    • 著者名/発表者名
      樋田有一郎
    • 雑誌名

      地域人材育成研究

      巻: 第1号 ページ: 6-33

    • NAID

      120007003376

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [図書] 「社会学」学修指導書 初版2020

    • 著者名/発表者名
      樋田有一郎
    • 総ページ数
      41
    • 出版者
      玉川大学
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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