研究課題/領域番号 |
19K13973
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
池田 浩之 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 助教 (00789802)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 発達障害 / 自閉スペクトラム症 / 就労支援 / 認知行動療法 / 職場定着支援 / 就労定着支援 / モニタリングツール / ASD / コンサルテーション / 定着支援 / 就労移行支援 / SPIS |
研究開始時の研究の概要 |
高機能の自閉スペクトラム症(以下、HFASD)のある者への就労における就労支援プログラム(池田, 2016)を通じた長期的な就労 支援が行える環境の構築を検討することを目的とする。 ①就労支援従事者の人材育成を観点とし、就労支援プログラム(以下、プログラム)の普及法 を検討し、それに基づき就労支援機関に所属する職員へ実施、その効果を明らかにする。 ②就労支援プログラムの継続的な開発(職場定着のための支援ツー ルの早期導入・集団用プログラムの改定)と効果の検討を行う。
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研究成果の概要 |
高機能の自閉スペクトラム症のある者への就労における就労支援プログラム(池田, 2016)用い、長期的な就労支援が行える環境の構築を検討することを目的として実施した。プログラムの1)普及法の検討とその効果の検討、2)改定した集団用プログラムの効果の検討、3)職場への定着を目的としたツールの(Supporting People to Improve Stability以下、SPIS)早期導入を行い、プログラムとの組み合わせ効果の検討を行った。結果、それぞれの目的を達成する結果が得られ、今後のプログラムの発展の展望が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この職業リハビリテーション領域では、この法律や制度といったマクロ的な視点にたった福祉論に基づく社会システム論と、対個人を支援・介入するミクロ的なリハビリテーション実践がなされており、その重要性が謳われている。しかしそれらの実践や論調は交わらぬままそれぞれ独立して、並行して行われてきた背景があると考えている。本研究は、対個人といったミクロ的な実践を社会というマクロ的な視点・制度へとつなぐメゾ的(家庭・学校・支援機関・企業環境内)な環境での実践を研究として追及しているものと考えている。
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