研究課題/領域番号 |
19K13989
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 金城学院大学 (2021-2022) 立正大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
遠藤 希和子 金城学院大学, 人間科学部, 講師 (00814005)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 高齢者福祉 / コミュニティケア / コミュニティワーク / 地域包括ケアシステム / 高齢期の住まい / 国際研究 / 福祉政策 / 協働 / 地域実践 / コミュニティーケア / ケアネットワーク / エイジング・イン・プレイス / アメリカ / 社会政策 / 居住福祉 / 社会福祉法人 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、実態が不明確だとされる「地域包括ケアシステム」の地域ケアネットワークを 実証的に解明しようとする研究である。本研究では、高齢者福祉サービスを幅広く提供する 社会福祉法人の実践を調査し、地域ケアネットワークの分類を行うことによりモデル化に向 け、基本概念の整理を行う。ケーススタディと半構造化インタビューを行い、分析にはAging in Place(エイジング・イン・プレイス)の構成概念を使用する。
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研究成果の概要 |
新型コロナ感染症拡大の影響を受けながらも、可能な範囲で調査を実施した。2019年度は日本とアメリカにてヒヤリング調査を実施し、その一部を論文にまとめた。また、高齢期の住まいに関する文献研究を実施し論文にまとめた。2020年度・2021年度については地域で高齢者福祉支援ネットワークを広げる取り組みをしている団体に対するインタビューの実施や協働と呼べる実践を行う団体へのインタビューを行い記事にまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では実態が不明確だとされる「地域包括ケアシステム」の地域ケアネットワークを実証的に解明することに取り組んだ。現在日本では高齢化が進み、各地域で高齢者支援のあり方が問われる。このような現状を鑑みるとケアネットワークに着目した本研究は社会的な意義がある。また、高齢期の支援(ケア)のあり方について日本とアメリカにおける実践を高齢者本人だけではなく支援者や運営者の視点から考えようとした点については挑戦的な研究だと考える。
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