研究課題/領域番号 |
19K14008
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
金 キョンオク 信州大学, 学術研究院繊維学系, 准教授 (30724885)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 衣服のプロポーション / パーソナルモディフィケーション / パーソナルオーダー / ワンピース / 衣服プロポーション / / パーソナルモディフィケーション / / 衣服プロポーション |
研究開始時の研究の概要 |
本研究ではパーソナルオーダー衣服のカスタマイズにおいて、着装者のスタイリングを向上させる方法を明らかにし、それに基づく衣服の設計方法を提案する。バストライン、ウエストライン、ヒップラインの位置とゆとり量をパラメータとし、任意の人体が与えられた時の、衣服着装により見映えが向上する範囲を明らかにする。着装者の外観を美しく見せる衣服の設計条件が明らかになることにより、着装者の体型に応じてより見映えのよい衣服を設計する方法が明らかになる。また、衣服のパーソナルオーダーにおいて、より付加価値の高い衣料の生産が可能となり、産業界での応用も大いに期待される。
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研究成果の概要 |
着装者のスタイリングを向上させる方法を明らかにするために、ボディとワンピースのウエストラインの位置の変化が着用時の外観評価に及ばす影響を調べた。同一周長で、身長の異なる3種類の基準アバターを作成し(150cm、158cm、166cm)各アバターのウエストラインの位置を3段階に調節した。基準アバターのサイズに合うワンピースを作成し、衣服のウエストラインの異なるワンピースも作成した。各作製したワンピースを各アバターに着用させ、外観評価を行った。外観評価で高い評価を得た衣服とアバターの組み合わせをみると、身長ごとに一定のプロポーションを保っていることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
着装者の外観を美しく見せる衣服の設計条件が明らかになり、着装者の身長に応じてより見映えのよい衣服を設計する方法が明らかになった。パーソナルオーダー衣服のカスタマイズにおいて、着装者のスタイリングを向上させる方法として応用できると考えられる。
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