研究課題/領域番号 |
19K14016
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
佐藤 海帆 日本女子大学, 家政学部, 助教 (50825255)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 生活協働 / エンパワメント / 福島原発事故 / 子ども / 遊び環境 / 生活資源 / 生活経営 / 放射線 / 協働モデル / 生活資源コントロール / 生活保障 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、人間生活を、家庭と社会の関わりから探求する家政学の視点から、災害に強い生活協働モデルを構築することを目的としている。 具体的には、緊急的な状況にありながら支援を受けづらい被災弱者(子ども・高齢者・障がい者とそのケアラー)への適切な支援を創り出すために、平常時においても当事者が主体となり、社会的な支援にアクセスできるシステムを構築する。特に、福島原発事故後の幼児の遊び環境回復に着目し、生活と社会をつなぐうえで必要なエンパワメントの可能性を探ることからアプローチする。
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研究成果の概要 |
本研究は、人間生活を、家庭と社会の関わりから探求する家政学の視点から、災害に強い生活協働モデルを構築することを目的としている。 具体的には、緊急的な状況にありながら支援を受けづらい被災弱者(子ども・高齢者・障がい者とそのケアラー)への適切な支援を創り出すために、平常時においても当事者が主体となり、社会的な支援にアクセスできるシステムを構築した。特に、福島原発事故後の幼児の遊び環境回復に着目し、生活と社会をつなぐうえで必要なエンパワメントの可能性を探ることからアプローチした(申請者は、2012年から調査研究に取り組んでいる)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究から得られた知見は、福島県のみならず全世界で起こりうる様々な災害から、緊急時には生命や生活資源(インフラ、情報の正確さなど)を守り、中期的には復興の過程の支えとなり、さらに長期的には被災地に限定することなく日常の生活をより豊かなものにするため、災害に強い生活協働モデルの構築に寄与する。研究結果は、国内および国際家政学会やアジア地区家政学会等を通じて、世界に発信していく。
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