研究課題/領域番号 |
19K14044
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
串田 修 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 講師 (30612725)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 野菜摂取の多様性 / 尺度開発 / 野菜入手先 / 野菜産地 / 野菜 / 多様性 / 要因 / 入手先 / 産地 / 食行動 / 尺度 / 妥当性 / 再現性 / 品目数 / 回答分布 / 収束度 / 健康 / 環境 / 心理社会 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、野菜摂取の量(amount)とは独立して、多様性(variety)が生活習慣病のリスクを減らす可能性が複数報告されている。効果的な働きかけの解明に向けて、人々の野菜摂取量に関わる要因は数多く研究されている一方、多様性の関係要因はほとんど明らかとなっていない。そこで、本研究では、摂取する食品が多種に渡る日本人において、野菜摂取の多様性にどのような要因が関わっているかを明らかにする。
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研究成果の概要 |
国内における野菜摂取の多様性を評価する尺度を開発し、関連要因を解明することを目的に研究を実施した。まず、推定に必要な日数の検討では、2日間以上の食事調査で習慣的な野菜摂取の多様性を推定できることを示唆した。次に、尺度の開発では、野菜項目からなる尺度は単一質問または野菜サブグループからなる尺度と比較して許容できる妥当性と再現性があることを示唆した。また、関連する要因の解明では、男性の自給野菜やもらいもの野菜の利用は野菜摂取量や多様性の高さ、スーパーマーケットの利用は多様性の低さと関連する可能性があること、女性の直売所の利用は野菜の多様性の高さと関連することを示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、国内で野菜摂取の多様性を調査していく際の尺度の妥当性を明らかにすることができた。社会的意義としては、野菜摂取の多様性を増やしていく際に検討すべき関連要因を明らかにすることができた。
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