研究課題/領域番号 |
19K14052
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 仙台大学 (2020-2022) 東北大学 (2019) |
研究代表者 |
白幡 真紀 仙台大学, 体育学部, 教授 (70746552)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | キャリア教育 / キャリア・ガイダンス / キャリア・サービス / 支援の必要な子ども / イギリス / キャリアガイダンス / 移行支援 / オルタナティブ教育 / 早期離脱 / 支援の必要な生徒 / キャリアアドバイザー / 学校マネジメント |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、イギリス(イングランド)の中等学校段階における排除のリスクが高い生徒を対象に、職業・キャリア教育およびキャリア・ガイダンスを通じた学校内外の移行支援についてその政策背景および制度的枠組みと課題を明らかにし、学校主導のキャリア教育・キャリア支援の専門性のあり方について、日本との比較により検討する。
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研究成果の概要 |
本研究は、イギリス(イングランド)の中等学校段階における排除のリスクが高い生徒を対象に、キャリア教育・ガイダンスを通じた学校内外の移行支援についてその政策背景および制度的枠組みと課題を明らかにし、学校主導のキャリア教育・キャリア支援の専門性のあり方について、日本との比較により検討した。2010年の政権交代以降、イギリスのキャリア・ガイダンスは、政府の直接的関与領域を減らし、学校へ責任を委譲する学校主導のキャリア支援へと変化した。これにより、学校のキャリア教育・ガイダンスはどのように変化したか、その実践的課題は何かについて、日英比較による学校内の専門性の確保に焦点を当てて明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的独自性は、これまので先行研究で明らかにされた中等学校に対するキャリア・サービスの役割の減少、専門性の低下、地方当局の関与の低下という知見に加え、学校内外のキャリアに関する専門家が2012年改正後に学校システムの中でどのように位置づけられているかを調査した点である。特に排除のリスクの高い生徒や支援の必要のある生徒に対し、学校が専門性の確保をどれだけシステム内に確保しているか、または別の手段を講じているのかを明らかにした。
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