研究課題/領域番号 |
19K14080
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 熊本学園大学 |
研究代表者 |
宮川 幸奈 熊本学園大学, 経済学部, 准教授 (90806035)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 自律 / 教育 / 自然主義 / 情動 / 教育哲学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、教育哲学の重要な研究課題である「自律を目指す教育」の在り方に関して、自然主義的な探究(科学的知見や科学的方法を積極的に用いた哲学研究)によって新たな理解を得ようとするものである。情動の合理性に関する科学的研究を参照することによって、理性や思考と感性や情動を対比的にとらえた上で自律を前者に結びつけるという、教育哲学が長らく有してきた傾向を問い直し、「自律を目指す教育」の重層性の解明を進めていく。
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研究成果の概要 |
本研究は、教育哲学の重要な研究課題である「自律を目指す教育」の在り方に関して、自然主義的な探究(科学的知見や科学的方法を積極的に用いた哲学研究)によって、新たな理解を得ようとするものである。とりわけ情動の合理性に関する科学的研究を参照することによって、理性や意識と、感性・情動や無意識という一見対立する諸要素が、自律という教育目的の中で絡み合うことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、無意識的な感性・感情・情動が、従来の教育哲学研究において想定されていた以上に、教育目的としての自律に関わっていることを明らかにした。人間諸科学において、情動のメカニズムやその発達、進化等についての知見は今後さらに積み重ねられていくことと思われる。今後発展が見込まれる科学的研究と、自律を目指す教育に関する(教育)哲学的研究とをつなぐ道を整備したという点において、本研究は教育哲学上の意義を有すると考える。
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