• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

特別支援学級担任の省察に基づく専門性の解明に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K14082
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

研究代表者

平沼 源志  独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 研究企画部, 研究員 (10812513)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード特別支援学級 / 専門性 / 特別支援学級担任 / 反省的実践家 / 省察 / 熟達化
研究開始時の研究の概要

本研究は、特別支援学級担任の省察に基づく専門性の解明を目的としている。主な研究方法については、第一に特別支援学級担任の職務内容や求められる専門性に関する質問紙調査及び聞き取り調査の実施、第二に参与観察及び特別支援学級担任の実践に関する語りの検討である。また本研究において、特別支援学級担任の省察に基づく個別具体的な経験を明らかにする試みは、多様で複雑な職務を担う特別支援学級担任の新たな専門性概念の形成に資するだけでなく、特別支援学級担任が自身の専門性を再認識し、教員としての熟達化を図る契機となるものである。さらには、今後の特別支援学級担任の専門性の担保と継承に向けた取組に役立つと考えている。

研究実績の概要

これまで、特別支援学級担任の職務内容や職務内容に関連して求められる専門性に関する調査、日々多様で複雑な職務の中で、特別支援学級担任がどのように子どもたちと関わっているかを明らかにするための情報収集を行った。令和5年度は、これらを基に、特別支援学級担任の専門性に関わる観点を整理した上で、特別支援学級担任である研究協力者への聞き取り調査から、特別支援学級担任自身がこれまで自身の専門性を向上させるために実施してきた取組等について情報収集を行った。今後は、特別支援学級担任の専門性の向上に向けた取組を推進するための具体的な方策を検討するために、さらに上記の調査を進めていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究当初予定していた関与観察の実施を取りやめ、訪問調査による情報収集や聞き取り調査を実施したため、得られた結果をまとめる方法の検討、本研究の目的を達成するための研究内容の修正等を行ったため。

今後の研究の推進方策

本年度(研究最終年度)は、昨年度に引き続き、訪問調査による情報収集や聞き取り調査、また文献研究を進め、特別支援学級担任の専門性を再定義する観点をまとめる。また、それらをまとめた資料を作成し、特別支援学級担任や特別支援学級担任の育成に取り組む自治体等へ共有することで、特別支援学級担任の専門性向上を支援することとする。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi