研究課題/領域番号 |
19K14083
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
鈴木 愛理 弘前大学, 教育学部, 准教授 (90722215)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 読書 / 評価 / 没頭 / フロー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は①読書行為の認知的側面に焦点を当てた読書テストで学習者の読書能力はどの程度把握できるか、②学習者の読書行為の育成において蓄積型評価と読書テストとをどのように運用することが有効かを明らかにするものである。学校では読書活動も盛んに行われているが、目標、学習・指導内容、評価が一体化した読書活動が実践されているとは言い難い。その一因は読書活動の評価方法に関する研究の不十分さにある。「読書履歴に基づく蓄積型評価」や「読書テスト」で測定可能な読書能力を明らかにし、読書パフォーマンスの認知的側面に焦点を当てた読書テストを作成し、その運用の方法を検討することで読書行為の評価モデルを構築・提案したい。
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研究実績の概要 |
本研究は、国語科教育において、読書の学習指導に関する評価観・評価規準を解明することで、読書に対する意識や読書への意欲を育成する学習指導のあり方を明らかにすることを目指している。 2023年度は、研究当初、評価観・評価規準などのサンプルを作成し、広くアンケート調査などを行うことを通して、課題を整理することをめざす時期としていた。しかしながら、コロナ下によるさまざまな制約から、読書に関する調査や教師や学習者へのアンケート実施などについて、当初予定していた形で進めることはできなかった。 こうした事情をふまえ、本年度は研究計画を大幅に変更し、高等学校を卒業して大学に進学した者を対象に、選書を中心的な内容としたアンケート調査を実施した。なぜなら、これまでの研究で、読書に至るまでの過程・読み始め、読み終わるまでの過程・読書を終え次の読書に向かうまでの過程、といったそれぞれの段階における評価可能性について検討した結果、とくに読書に至るまでの過程(選書を含む)の具体的な評価方法を構想することが難しいこと、そして読書の内実以前の問題として重要であることが判明したためである。 以上、本年度は、上記のとおり、読書行為のなかでも選書についての学習指導の実態を踏まえた評価の方法を具体的に検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初予定していた調査などに制約が生まれ、実施できていないものがあるものがあるため。
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今後の研究の推進方策 |
研究目的やめざす到達点などについては、大きく変更せずに進めていこうと考えている。 また、今年度中に一定の成果をまとめられるように努力する。
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