研究課題/領域番号 |
19K14176
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
岡崎 善弘 岡山大学, 教育学域, 准教授 (00725997)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ファンタジー傾向 / デジタル技術 / ファンタジー的要素 / アバター / 児童 / 空想上の友達 |
研究開始時の研究の概要 |
「ファンタジー的要素を付加する」ことに教育的効果はあるのか検証する。科学的な検証結果から「一般的な教育方法よりも高い効果がある」と判断できれば,ファンタジー的要素をデジタル技術で統制・操作する方法を用いて効果を「分解」し,効果を検証する。そして,「再構築」では,高い効果を実現していると思われる要素を統合・再設計し,さらに高い効果を得ることができるか挑戦する。
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研究成果の概要 |
ファンタジー的世界観の強さは幼児期・児童期の特徴の1つである。近年,デジタル技術が急速に発展しており,現代であればファンタジー的要素の有無をデジタル技術で操作することできる。そこで,本研究はデジタル技術を用いてファンタジーが教育に与える効果を体系的・科学的に検証する。本研究の結果から,デジタル技術を利用したファンタジー的要素は幼児・児童の教育に役立つことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「ファンタジー的要素を付加する」ことに教育的効果はあるのか検証した。科学的な検証結果から「一般的な教育方法よりも高い効果がある」と判断できれば,幼児教育や小学校低学年の教育方法に利用することができる。日常的に利用しているデジタル機器の利用を前提としており,本研究はスマホの利用を前提として進めた。本研究の結果から,デジタル技術の利用は身体的な制限を超えることができるため,多様な表現が可能になることを示唆した。また,利用者(保護者)も褒める行動が出やすくなる等,親と子の視点から効果を確認することができた。
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