研究課題/領域番号 |
19K14181
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 名古屋女子大学 |
研究代表者 |
田村 知栄子 名古屋女子大学, 文学部, 講師 (50801544)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 保育者 / 早期離職 / GRIT / ストレスマネジメント / 保育 / バーンアウト / メンタルヘルス |
研究開始時の研究の概要 |
近年、保育士の早期離職が問題となっている。これまでの研究において保育者養成校の学生への調査の結果、ストレスへの対処の違い、やり抜く力が早期離職と関連していた。つまり、学生時代から適切な対処法を身に着ければ早期離職を予防できることは可能であろう。本研究では、保育者および養成校の学生のやり抜く力(GRIT)と早期離職との関連を明らかにし、保育者用のストレスマネジメントプログラムの提案をおこなっていく。
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研究成果の概要 |
保育者のストレス対処モデルを構築し、保育者用のストレスマネジメントプログラムの提案をしていく。さらに、保育者版GRIT尺度の開発をする。本研究内容は、保育者の早期離職を予防することの一助となりえると考える。 結果をもとにストレス対処モデルを構築し、保育者および学生用ストレスマネジメントプログラムの提案を試みた。量的調査の結果から、保育者の困難状況のストレス対処モデルと効力感モデルの構築を試みた。その結果から、保育者の困難状況ストレス対処、GRITと保育者としての効力感モデルを構築する。このモデルから介入プログラムの試案を作成する。予備介入も始めていき、プログラムの修正および調整をおこなっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は社会的問題である保育者の早期離職問題とGRIT(やり抜く力)の概念を取り入れた研究である。その結果からバーンアウトへの影響が示唆され、GRITに着目したストレスマネジメントプログラムの開発が昼用であることが導き出された。さらにコロナ渦であったことから、対面方式ではなくデジタルコンテンツを使用する着想にも至った。プログラム開発においては、
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