研究課題/領域番号 |
19K14254
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 弘前大学 (2022-2023) 東海大学 (2021) 東海大学短期大学部 (2019-2020) |
研究代表者 |
佐藤 絵里子 弘前大学, 教育学部, 准教授 (60828721)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 造形遊び / 評価 / 図画工作科 / 評価モデル / 語彙 / 目標設定 / 仮説構築 / 西野範夫 / 見取りの観点 / ネットワーク的表象 / 質的探求 / 教育評価 / テキストマイニング分析 / 仮設構築 / 授業のねらい / 評価規準 / 見取り / 実践的研究 / 美術教育 / 図画工作 / パフォーマンス評価 |
研究開始時の研究の概要 |
予測困難な現代社会の中で主体的に価値生成を行う人材を育成するには、芸術のための新しい教育評価モデルの実現が急務である。本研究の目的は、「造形遊び」のプロセスを通して育成される資質・能力を、児童の発話・行為のパフォーマンスを根拠として評価する実践モデルを開発し、その有効性を証明することである。 具体的には、アメリカの美術教育評価論に関する理論的枠組みを参照しつつ、教師の批評的発話に対する質的分析結果に立脚した評価モデルを提案し、評価モデル準拠ツール(ルーブリック、ベンチマ ーク等)の信頼性・実行可能性に対する量的検証を行う。領域横断的創造性と芸術特有のものの見方を両立させる評価モデルを構築する。
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研究実績の概要 |
本研究課題については、2023年度に採択された研究課題「「造形遊び」の目標設定原理に関する研究:表現の弁証法の解明を通して」(若手研究・23K12761)にテーマや計画を引き継ぎ、新たに採択された補助事業として研究を続けている。本研究課題を延長した理由としては、2022年度11月から1月にかけて3回にわたって実施した「美術科教育学会リサーチフォーラムin東京・弘前」の成果報告書の作成という目的を主眼としている。開催当日の音声記録の文字起こしは2023年度中に終了し、内容のチェックを進めている。2023年度の小学校図画工作科「造形遊び」の目標論・評価論に関する研究成果については、上述の(若手研究・23K12761)の欄に示している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
第46回美術科教育学会弘前大会の実行委員長として、実行委員中唯一の開催校教員として業務上の負担が多大であったため、2022年度のリサーチフォーラムの成果報告書作成については次年度の課題とした。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度中に「2022年度美術科教育学会リサーチフォーラムin東京・弘前」の成果報告書を仕上げること。
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