研究課題/領域番号 |
19K14255
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 秋田大学 (2020-2021) 奈良佐保短期大学 (2019) |
研究代表者 |
加藤 慎一 秋田大学, 教育文化学部, 講師 (30825443)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 遡及的推論 / アブダクション / 数学的な推論 / プログラミング的思考 / コンピュテーショナル・シンキング / 数学的な見方・考え方 / 小学校算数科 / プログラミング教育 / 抽象化 / 自動化 / 「データの活用」領域 / 統計的な見方・考え方 / 遡及推論 / 算数・数学教育 / 教材開発 / 対話 / ICT活用 |
研究開始時の研究の概要 |
2020年から小学校においてプログラミング教育が必修化され、各教科でプログラミング教育の充実を図ることが求められている。これまでも小学校算数科におけるプログラミング教育に関する研究はなされているものの、確立したカリキュラムを構築するための十分な検討はなされていない。 そこで、本研究では、プログラミング教育のカリキュラムを開発するための基礎的研究として、小学校算数科におけるプログラミング教育の系統的かつ効果的実践に向けた教材を開発し、その有効性を検討することを目的とする。
|
研究成果の概要 |
本研究では、小学校算数科におけるプログラミング教育の系統的かつ効果的実践に向けた教材を開発し、その教材の可能性と限界について、理論的かつ実証的に検討を行った。児童が遡及的に推論することを重視した本研究で開発した教材は、児童におけるプログラミング的思考を促進し、それは結果として、数学的な見方・考え方を発動し、深い学びを創出する契機になることを、理論的かつ実証的に明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Society5.0時代の到来によるAIやIoTなどの急速な技術の進展にともない、学校教育において、次代を切り拓く児童には新たな価値を生み出す豊かな創造性が求められる。このような背景を踏まえ、2020年から小学校においてプログラミング教育が必修化され、各教科でプログラミング教育の充実を図ることが求められている。本研究成果の学術的かつ社会的意義は、児童における新たな価値を生み出す豊かな創造性をはぐくむために、小学校算数科におけるプログラミング教育の系統的かつ効果的実践に向けた教材を開発し、その有効性を理論的かつ実証的に明らかにしたことである。
|