研究課題/領域番号 |
19K14259
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
石倉 佑季子 大阪大学, 国際教育交流センター, 准教授 (40762414)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 大学の国際化 / 英語コース / 日本 / 韓国 / 国際比較 / 非英語圏国 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、非英語圏国である日本および韓国において、大学の国際化戦略として用いられる英語コースがどのように各国の高等教育の文脈に受容、浸透、発展したのかを明らかにし、非英語圏国における英語コースの持続可能かつ有効な枠組みの構築を図り、今後の大学の国際化の政策や戦略への示唆を提示することを目的としている。
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研究成果の概要 |
本研究では、日本と韓国において大学の国際化戦略として用いられる英語コースが、どのように各国の文脈に沿って高等教育機関に導入され展開されたのかを分析し、非英語圏国における英語コースの持続可能かつ有効な枠組みの構築を図り、今後の大学の国際化の政策や戦略への示唆を提示することを目的としている。本研究によりグローバル30終了後に各大学がどのように学部英語コースを持続的に運営し展開しているのか、どのような課題を抱えているのかが明らかになったこと、また英語コースの先駆者である韓国との比較研究をすることにより、我が国のみならず非英語圏ににおける今後の学部英語コースの展開の鍵となる調査ができたと言える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国における学部英語コースの必要性が求められているにも関わらず、グローバル30終了後、全く調査がなされていないのが現状であった。本研究ではグローバル30終了後各大学でどのように持続的にコースを運営し、展開してきたのかを探索すると同時に、文化・社会・教育的背景が類似し、かつ英語コースの先駆者である韓国との比較研究をすることで、今後の非英語圏における英語コースの持続可能かつ有効な枠組みの構築を試みることができた。本研究は今後の英語コースの展開に大きく貢献できるものであると言える。
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