研究課題/領域番号 |
19K14264
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
中里 陽子 鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 講師 (60644820)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 地域人材育成 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、大学における地域人材育成教育が卒業後の地域活動にもたらす中長期的な教育効果を定量的に検討することを目的とする。 本研究では、地方A大学の地域人材育成教育の受講経験を持つ卒後1~27年目の卒業生300名を対象とした追跡調査を実施する。初年度はインタビュー等による定性調査、次年度は予備調査をふまえた尺度開発を行う。最終年度は、同窓会会場や郵送による質問紙調査を実施し、大学の地域人材育成教育における学習経験が卒業後の地域貢献意欲や地域活動の成果に与える影響を定量的に検討する。
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研究成果の概要 |
近年、地方大学を中心として、地域人材育成を志向した教育実践が進められている。これらの実践は高い教育効果を上げているものの、その検討は在学生の学習成果を対象とした短期的な効果にとどまっていた。本研究では、地域人材育成教育の教育効果の調査対象を卒業生に広げ、大学における地域人材育成教育が卒業後の地域活動にもたらす中長期的な教育効果を検討することを目的とした。本研究では、地方公立A大学の地域人材育成教育の受講経験を持つ卒業生148名を対象とした追跡調査を実施した。大学の地域人材育成教育が卒業後の職務や社会人生活全般に影響を与えていることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果の学術的意義や社会的意義は、次の2つである。 第1は、卒後1年~27年の卒業生を対象とした追跡調査を行うことにより、大学における地域人材育成教育の中長期的な教育効果を検討した点である。これにより、地域人材の成長過程とそれに与える大学の地域人材育成教育の影響力の明確化を目指すことができた。 第2は、従来個々に検討されてきた教養課程や専門課程における地域人材育成教育の効果を同時に検討する点にある。これにより、教養課程や専門課程における地域人材育成教育の相乗効果を検討することが可能となり、大学における効果的な地域人材育成システムの理論的な体系化を目指すことができた。
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