研究課題/領域番号 |
19K14291
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 吉備国際大学 |
研究代表者 |
橋本 翠 吉備国際大学, 心理学部, 准教授 (60735257)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Snoezelen / 事象関連電位(ERP) / 注意 / Snoeaelen / ERP / 注意の制御 / Snoezelen(スヌーズレン) / 脳波 / Binaural beat |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,Snoezelen(多感覚環境)を効果的に利用するための基礎的な理解として,Snoezelenが生体機能にどのような影響を及ぼすのかについて心理生理学的な実験手法を用いて明らかにする。 本研究では,これまでの研究を発展させ,①Snoezelenが生体に影響を及ぼす要因を明らかにする,②Snoezelenを構成している機材・器具の個々の効果について明らかにする,③Snoezelenにおける三項関係(環境・トレーナー・参加者)の効果について明らかにする,の3項目について実験的検証を行う。
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研究成果の概要 |
Snoezelenが生体機能にどのような影響を与えるのかについて,【実験1】Snoezelen環境が注意の制御,もしくは覚醒水準の変化に影響を与えるのか,【実験2】Snoezelenが生体に影響を及ぼす要因の一つとして視覚(色)環境について,【実験3】Snoezelenにおける嗅覚環境と視覚環境の関連性-周波数分析を用いた検討-を実施した。その結果,Snoezelen環境における視覚・聴覚条件の有無がERP成分の増大に影響を与えることが示され,Snoezelen環境が注意の制御に影響を与えること,さらにSnoezelenの環境設定次第ではリラックス効果を促進させられることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究期間全体を通じて,Snoezelenを効果的に利用するための基礎的な理解として,Snoezelenが生体機能にどのような影響を与えるのかについて検討を行った。近年,Snoezelenは,国内外を通して,特に特別支援領域で注目を浴びているものの,その効果や効果のメカニズムについての一貫した知見は残念ながら得られていない。そのような状況を鑑みると,本研究で得られた知見は,今後Snoezelenを実践していく上での大きな一助となると考えられる。
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