研究課題/領域番号 |
19K14323
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 北海道大学 (2020-2022) 札幌医科大学 (2019) |
研究代表者 |
杉浦 真由美 北海道大学, 大学院教育推進機構, 特任准教授 (10829899)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 医療系大学生 / 自己調整学習 / 動機づけ / 主体的な学習態度 / ラーニング・ブリッジング / 動機づけ調整方略 / 初年次教育 / ラーニング / 主体的な授業態度 / リフレクション / フィードバック / オンライン授業 / 課題 / 反転授業 / 医学教育 / eラーニング / インストラクショナルデザイン |
研究開始時の研究の概要 |
医療人には生涯学び続ける能力が求められている中,近年,学習を成功させるプロセスとして自己調整学習が注目されている。自己調整学習のスキルをもつ学習者と生涯学習者は表裏一体であり,自己調整学習を授業デザインに統合することによって,生涯学習者を育成できるのではないかと考えた。 そこで本研究では,医療系大学生を自己調整学習者に育成するための初年次教育プログラムを開発し,効果を検証する。主体的・能動的な学びを促進するために反転授業で設計し,学び合い教え合うワークを取り入れる。そして,開発したプログラムによって自己調整学習が修得できたか継続的・横断的に評価を重ね,汎用的かつ効果的なプログラムの構築を図る。
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研究成果の概要 |
医療人には生涯学び続ける能力が求められている中、近年、学習を成功させるプロセスとして自己調整学習が注目されている。自己調整学習のスキルをもつ学習者と生涯学習者は表裏一体であり、自己調整学習を授業デザインに統合することによって、生涯学習者を育成できるのではないかと考えた。そこで本研究では、医療系大学生を自己調整学習者に育成するための初年次教育プログラムを開発し、効果を検証する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、自己調整学習を授業デザインに統合し、初年次教育プログラムを開発した。プログラムを実践した結果、学生自身が自己調整の意味を理解して、そのスキルを発達させるための講義と演習を取り入れること、授業間、他の授業における経験との架橋、授業と医療職との架橋に関する演習ならびにリフレクションを取り入れることの効果が示され、初年次教育の新たなフレームワークの構築に寄与することができた。
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