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絶滅危惧種オオルリシジミを題材とした環境リテラシー育成のための教育プログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K14350
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関関西学院大学 (2021-2022)
帝京科学大学 (2019-2020)

研究代表者

江田 慧子  関西学院大学, 教育学部, 助教 (90648461)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードオオルリシジミ / 絶滅危惧種 / 疑似標本作成キット / 子ども図鑑 / ルリシジミ / マーキング調査 / 環境リテラシー / 環境教育教材 / 擬似標本作成キット / チョウビンゴ / モニタリング / 擬似標本キット / 卵寄生蜂
研究開始時の研究の概要

本研究では絶滅危惧種オオルリシジミを題材として、子ども向け教材を開発・実践することにより子どもへの意識や行動に影響が出たか効果検証を行う(環境教育教材の開発)。
また、オオルリシジミの生息地において保護団体とともに調査・活動できる子ども向けの実地環境教育プログラムを開発・実践して、オオルリシジミの保全に効果があったかを検証する(実地教育プログラムの開発)。
これらをオオルリシジミの生息している地域内で行うことにより、地域における保全活動を担う次世代の子どもたちが環境リテラシーを身につけることを目指す。

研究成果の概要

本研究では絶滅危惧種オオルリシジミを題材として、子ども向け教材を開発・実践することにより子どもへの意識や行動に影響が出たか効果検証を行った(環境教育教材の開発)。
また、オオルリシジミの生息地において保護団体とともに調査・活動できる子ども向けの実地環境教育プログラムを開発・実践して、オオルリシジミの保全に効果があったかを検証することを試みた(実地教育プログラムの開発)。
これらをオオルリシジミの生息している地域内で行うことにより、地域における保全活動を担う次世代の子どもたちが環境リテラシーを身につけることを目指した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

オオルリシジミの学術的研究は数多く行われていたが、子ども向けの教材はほとんどなかった。本研究では初めて対象対象年齢ごとの現場で使える環境教育教材を作成し、またその教材の評価を行うことができた。さらに子どもが行うことができる絶滅危惧種の調査を確立することを試みることができた。本研究によって、オオルリシジミをはじめとする日本固有の絶滅危惧種を保全するためのプログラムとして汎用することができ、持続可能な社会の構築に向けた一助になると考えられる。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2022 2021 2019

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (7件)

  • [雑誌論文] 国営アルプスあづみの公園におけるオオルリシジミ成虫の移動分散2022

    • 著者名/発表者名
      江田 慧子
    • 雑誌名

      環動昆

      巻: 33 号: 4 ページ: 143

    • DOI

      10.11257/jjeez.33.143

    • ISSN
      0915-4698, 2189-7174
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 絶滅危惧種のチョウを用いた環境教育の可能性2022

    • 著者名/発表者名
      江田慧子
    • 雑誌名

      生物の科学遺伝

      巻: 76 ページ: 135-139

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 絶滅危惧種オオルリシジミの幼児向け環境教育教材の開発2021

    • 著者名/発表者名
      KODA Keiko、SHINYA Tomoko、KOBA Yuki
    • 雑誌名

      環境教育

      巻: 30 号: 3 ページ: 3_63-68

    • DOI

      10.5647/jsoee.30.3_63

    • NAID

      130008024264

    • ISSN
      0917-2866, 2185-5625
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 絶滅危惧種チョウ類の環境教育教材の開発2022

    • 著者名/発表者名
      江田慧子・中村寛志
    • 学会等名
      2022 年度 昆虫 DNA 研究会 18 回研究集会・信州昆虫学会合同大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 絶滅危惧種蝶類における環境教育教材の開発2022

    • 著者名/発表者名
      江田慧子・森蓮音・中村寛志
    • 学会等名
      日本環境教育学会第33回年次大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 絶滅危惧種オオルリシジミの環境教育教材の開発と実践2022

    • 著者名/発表者名
      江田慧子・中村寛志
    • 学会等名
      日本鱗翅学会第68回大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 長野県安曇野におけるオオルリシジミの分布拡大プロジェクト2022

    • 著者名/発表者名
      中村寛志・江田慧子・那須野雅好・萩原正朗
    • 学会等名
      第34回日本環境動物昆虫学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 絶滅危惧種オオルリシジミを用いた環境教育教材の開発と実践2022

    • 著者名/発表者名
      江田慧子・中村寛志
    • 学会等名
      第34回日本環境動物昆虫学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] アルプスあづみの公園におけるオオルリシジミ成虫の移動・分散とクララ植栽プロジェクト2021

    • 著者名/発表者名
      江田慧子・中村寛志
    • 学会等名
      信州昆虫学会第32回大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 国営アルプスあづみの公園におけるオオオルリシジミ成虫のマーキングによる 移動・分散について2019

    • 著者名/発表者名
      江田慧子、萩原正朗、中村寛志
    • 学会等名
      日本環境動物昆虫学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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