研究課題/領域番号 |
19K14369
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10010:社会心理学関連
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研究機関 | 武蔵野大学 |
研究代表者 |
矢澤 美香子 武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (40635710)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ワークライフインテグレーション / ワークライフバランス / ウェルビーイング / 認知行動療法 / 社会人 / 幸福感 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、仕事と私生活の統合を目指す「ワークライフインテグレーション (W & LI )」に着目する。社会人において、仕事、家庭、学び、余暇といった複数の生活領域の好循環を生み出すW & LI方略(心理的要因)にはどのようなものがあるかを明らかにし、柔軟な働き方につながる組織の制度(社会的要因)と間の相互作用について検討する。さらに、W & LI方略を促進する認知、感情、行動に焦点化した認知行動療法による心理的支援を行い、幸福感の向上に及ぼす影響を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究では、ワーク・ライフ・バランスをさらに発展させた概念であり、仕事と私生活の統合を目指す「ワーク・ライフ・インテグレーション(Work & Life Integration:W & LI)」に着目し、W & LIを促進する個人の対処方略(心理的要因)と柔軟な働き方につながる組織の制度(社会的要因)との間の相互作用を明らか にしたうえで、W & LIを促進させる認知行動療法による心理的支援が社会人の幸福感の向上につながるかを検討することを目的としている。 本年度は、研究1によって作成されたW & LIを促進する個人の対処方略(以下,W & LI方略)の内容と研究2により示唆されているW & LI 方略と精神的健康との関連性を踏まえ、引き続き、研究3では、社会人を対象に認知行動療法を用いた介入プログラムの具体的な内容ならびに分析方法について検討を行なった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究は、COVID-19の感染拡大前に計画されたものであるが、感染拡大の影響により、研究上の概念の定義、方法、内容についての見直しを要した。社会生活は、感染拡大前の状況に戻りつつあるものの、計画をそのまま遂行するには困難な内容もあり、全体の進捗には遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19の感染拡大による新たな働き方や生活様式、価値観の変化を考慮して、測定項目の修正、追加を行う予定である。また、研究3のW & LI方略促進に焦点を当てた認知行動的介入プログラムについて、経験サンプリング法を導入しての実施を予定している。
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