研究課題/領域番号 |
19K15165
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 千葉商科大学 (2023) 東京大学 (2019-2022) |
研究代表者 |
青木 佳子 千葉商科大学, 人間社会学部, 講師 (70815860)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地域組織 / 漁業集落 / 地域づくり / 共同体 / 生業組織 / 加太 / 参与観察 / 地域性 / 漁師町 / 地域性の更新 / 集落 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、地域らしさが求められる現代において、集落がこれまでの地域性を維持しながら更新するための前向きな手法の解明を目的として、集落の共同体に着目し、空間形成と関連した考察を行う。 人々の暮らし、生業、住まいから発生した共同体に着目すると同時に、集落の住まいとしての空間形成プロセスに着目し、地域の「らしさ」を踏まえた更新のあり方について考察する。
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研究成果の概要 |
本研究では、漁業集落の空間特性と主たる地域組織の活動変遷を明らかにすることで、集落の地域計画における「地域性」の更新手法を明らかにすることを試みた。 和歌山市加太地区における文献調査や地域住民・自治体関係者へのヒアリングをもとに、同地区で行われてきたまちづくりに関する活動を整理することができた。その上で、漁業集落の特性を活かした地域づくりに関する知見及び課題を抽出することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、小規模漁業集落における地域づくりの変遷に焦点を当て、地域内のコミュニティ(共同体)や生業組織が時代や地域の状況の変化にどのように対応していったかをつぶさに捉えた。結果として、「地域性」を持続させながら地域を計画するにあたって、現在の地域の再構築を構想するための知見を見出した。 また、組織的な地域づくりに一主体として関わることで参与観察的に地域及びコミュニティの現状を捉えることができたことも、実践的研究成果として位置付けることができたと考える。
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