研究課題/領域番号 |
19K15168
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 神奈川大学 (2022-2023) 東京工業大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
立花 美緒 神奈川大学, 建築学部, 准教授 (50740255)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 学校建築 / コモンコア / デンマーク / 海外の学校 / 小学校 / 中学校 / 学習環境 / 教育施設 / 高等学校 / 教育空間 / 学習空間 / 小中学校 / 共用空間 / 施設計画 |
研究開始時の研究の概要 |
人口減少社会を背景に、多くの自治体で、公共施設を再編し、面積を削減することが課題となっている。このような状況に対し、本研究は、欧州を中心とした、学校の核となる共有空間(コモンコア)に着目し、自治体の負担を軽減することと、児童生徒の自律的な学習や活動を支えることを両立させた、豊かな教育空間像を提示することを目的としている。
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研究実績の概要 |
本研究は国内外の学校の核となる共用空間「コモンコア」を対象とし、自治体の負担を軽減することと、児童生徒の自律的な学習や活動を支えることを両立させた豊かな教育空間像を提示することを目的としている。2023年度は、国内外のコモンコアを有する学校建築について、図面とデータの分析と考察、国内事例について訪問調査を行った。研究実施計画の以下の項目に取り組んだ。 1.コモンコアによる学校全体の面積の削減方法:コモンコアを内包する校舎について、図面の分析を行った。 2.コモンコアの地域施設としての活用と自治体の公共施設再編手法:国内事例について訪問調査を行った。4校の小学校の統合校ではコモンコアが統合の象徴としての場として設計者から提案され地域との交流の場として使用されていること、また、過疎化が進行した地域で地域住民が日常的に通う事例があったことをを明らかにした。 3.コモンコアの物理的環境と児童生徒の自律的な学習と活動:国内事例について訪問調査を行い、コモンコアが学級・学年をこえた学びや活動で使用され、教員同士の同僚感や支え合いにも繋がっていることを明らかにした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
前年度までの新型コロナウィルスの影響により、海外の訪問調査が遅れている。国内の訪問調査については概ね完了した。文献調査、図面分析については当初の計画以上に進めている。
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今後の研究の推進方策 |
前年度までの新型コロナウィルスの影響により、遅れていた海外事例の訪問調査を実施し、分析を取りまとめる予定である。
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