研究課題/領域番号 |
19K15465
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分30020:光工学および光量子科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪府立大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
池田 佳奈美 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (70822568)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | イメージング / 光ファイバー / 光ファイバ / 圧縮センシング |
研究開始時の研究の概要 |
符号化照明を用いた光波イメージング技術はレンズレスで実装可能なためシステムの小型化等の利点を有しており注目度が高い。そこで、本研究では、光通信デバイスによって符号化照明を生成する新規イメージング技術を提案・確立する。また、小型化のしやすさやそれに伴う他システムとの融合のしやすさ及び多波長化が容易であるといった提案手法の特徴を精査し、提案手法の長所を活かすことの可能な応用を開拓にも研究期間を通して継続的に取り組む。
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研究成果の概要 |
光通信の技術を利用した新しいイメージング技術についての研究を行った.具体的には,まず,マルチコア光ファイバを用いて空間的な分布を持つ光(符号化照明)を生成した.次に,マルチコア光ファイバによって生成される符号化照明光を用いてどのような画像が取得できるか基礎実験により確認した.この研究を通じて,新しい画像化技術の可能性を探った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,細径なイメージングシステム実現に向けて,コア密度向上の可能性など利点を持つマルチコア光ファイバー(MCF)を導入したイメージングシステムの開発に取り組んだ.実験によって再構成画像を取得し,MCFによるパターンがシングルピクセルイメージングに基づくイメージングに有効であることを実証した.本結果は,MCFやMCF-SPIの応用の可能性をさらに広げるものである.
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