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擬ポリロタキサン自己組織化ナノシートの構造形成における分子機構の解明と応用展開

研究課題

研究課題/領域番号 19K15618
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分35010:高分子化学関連
研究機関東京大学

研究代表者

前田 利菜  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (90771725)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードシクロデキストリン / 擬ポリロタキサン / ポリエチレングリコール / 包接錯体 / 疑ポリロタキサン / 自己組織化 / ナノシート
研究開始時の研究の概要

申請者はポリロタキサン(PR)の合成過程における環状分子の自己組織化挙動について研究していた過程で単層剥離した自己組織化ナノシート (PPRナノシート)を得る方法を発見した。さらにはこのPPRナノシート中に薬剤などの疎水性異種分子が取り込まれることも見出した。本研究では、構成要素の化学構造と構造の関係を調べ、ナノシート構造の制御を行う分子設計指針を明確にする。続いてこのナノシートの動的な構造変化特性について調べる。異種分子を取り込んだ場合のナノシート構造制御を行う分子設計指針や動的構造変化特性も明らかにし、最後にナノシート特有の表面付着性を生かして生体表面付着性薬剤徐放材料としての応用を図る。

研究実績の概要

シクロデキストリンと直鎖状高分子化合物の包接錯体からなるナノーマイクロ構造体の構造形成、および構造崩壊過程を調べた。アルファシクロデキストリンとポリエチレングリコールからなる包接錯体は水中で大きさ1-2マイクロメートル程度のナノシート構造を形成することが知られている。構造形成過程では、ナノシートの厚さが構造形成初期から後期にかけて除々に厚くなることがわかり、加熱や溶液希釈による構造崩壊過程では、一旦ナノシートの厚さが薄くなる状態を経由してから構造が崩壊することが明らかになった。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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