研究課題/領域番号 |
19K15981
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分42020:獣医学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
河邊 憲司 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (60803856)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 指形成 / マウス / シングルRNAsシークエンス / 間葉系幹細胞 / ファゴサイトーシス / アポトーシス / 発生 / 指 |
研究開始時の研究の概要 |
指の発生における指間細胞のプログラム細胞死・脱落はよく知られた現象であるが,詳細な機序は不明である。本研究では,仮説『食細胞様細胞へコミットされた間葉系幹細胞(MSC)が指間細胞を貪食により除去し,骨芽細胞へ分化することで指が形成される』を検証し,『指の発生における指間細胞の脱落機序の解明および細胞脱落に関与するMSC亜集団の特定』を行う。
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研究実績の概要 |
指の発生における指間細胞のプログラム細胞死・脱落はよく知られた現象であり,その機 序として,分泌された骨形成因子(BMP)の濃度勾配によって,指が伸長する反面,指間細胞 はcaspase-3依存的なアポトーシスをおこし,マクロファージによって除去されるという説が広く支持されている。しかしながら,caspase-3や食細胞欠損マウスでも指が形成されることから,1アポトーシス非依存的な経路の存在や,2食細胞以外の細胞による除去機構の存在が示唆される。また,BMPは肢芽の先端に広く発現していることから,3濃度勾配だけでは指間のみ細胞が脱落することを説明できない。申請者らはこの問題を解決するために仮説『食細胞様細胞へコミットされた間葉系幹細胞(MSC)が指間細胞を貪食により除去し,骨芽細胞へ分化することで指が形成される』を検証し,『指の発生における指間細胞の脱落機序の解明および細胞脱落に関与するMSC亜集団の特定』を行うことを目的とした。 マウス妊娠10.5日齢,12.5日齢,14.5日齢の胎仔から肢芽を分画し,シングルRNAシークエンスを行い,特徴的な遺伝子発現を示す細胞集団を同定した。 本研究課題は初年度途中での辞退となったため計画の一部しか実行できなかったが,肢芽に存在する細胞が特徴的な集団に分離できたことから,これらの細胞を解析することにより指形成に関与する細胞が同定可能ではないかと考えられた。
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