研究課題/領域番号 |
19K16169
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分44030:植物分子および生理科学関連
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
Cui Songkui 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (20712532)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | parasitic plant / haustorium / auxin / nutrient / hormone / development / phenolics |
研究開始時の研究の概要 |
Parasitic plants acquire water and nutrients from host plants using a specialized organ, haustorium, and cause severe agricultural damages worldwide by infecting staples. The project will elucidate the molecular mechanism behind genetic and environmental control of haustoria in parasitic plants.
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研究成果の概要 |
本研究プロジェクトでは、寄生植物がホルモンを用いて、また環境中の栄養素に反応して、どのように吸器の形成を制御しているのか、そのメカニズムを調べました。本研究では、寄生植物が成長や様々な発生過程を制御するための必須ホルモンである内因性オーキシンを用いて、吸器の数を調節していることを確認し、寄生器官の発生とホルモン制御経路の分子的関係を明らかにしました。また、環境中の栄養素、特に窒素と鉄が、吸器の形成を抑制することも明らかになりました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、寄生植物が環境シグナルと内因性プログラムを統合して寄生戦略を調整するメカニズムについての知見を提供するものです。これらの成果は、寄生性雑草が農業や生態系に与える被害の予測と制御に貢献するものです。
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