研究課題/領域番号 |
19K16426
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 新潟薬科大学 |
研究代表者 |
富永 佳子 新潟薬科大学, 薬学部, 教授 (90837759)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 糖尿病 / 食事療法 / 多職種連携 / 薬局薬剤師 / 管理栄養士 / 保険薬局 / 栄養士 / 地域連携 / 治療行動 |
研究開始時の研究の概要 |
糖尿病治療には服薬のみならず、食事・運動などのセルフケアが欠かせないが、患者が望ましい治療行動を実践することは容易ではない。薬局薬剤師は患者の日常生活全般の把握を心がけ、適切な助言を行うよう取り組んでいるが、専門的な食事指導を行うことは難しい。地域包括ケアが推進される中で、薬剤師および栄養士による在宅業務の協働が進みつつあるが、外来治療を行う糖尿病患者に対する薬剤師・栄養士の連携は現状では極めて限定的である。そこで、本研究では薬剤師を中核として、患者側のニーズや意欲に応じて栄養士による個別指導につないでいくことで、効果的・効率的に食事療法の支援が行えるような地域連携モデルの構築を目指す。
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研究実績の概要 |
「日本臨床栄養学会総会・日本臨床栄養協会総会・大連合大会」に参加し、医師、管理栄養士、や薬剤師など様々な職種による連携の最新動向に関する知見を得るとともに、そうした活動を実践している研究者・実務家らとの交流を図った。 一方、これまでに得られた調査結果(既に学会にて発表した内容および未発表の内容)に関する論文化を進める予定であったが、十分な準備時間を捻出できず、完成に至らなかった。研究期間は昨年度延長していたが、さらに1年延長することとした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究責任者の学内外の任務(担当授業の増加、地域行政の要請など)の増加に伴ない、本研究に従事する時間を捻出することが困難であったことが主な要因である。
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今後の研究の推進方策 |
日本薬剤師会学術大会(9月22日~23日、大宮)のテーマ別分科会において登壇の要請を受け、本研究による知見を発表する予定である。『糖尿病患者の食事療法に関する啓発資材』の紹介機会にもなり得ると考える。 薬剤師と管理栄養士との連携による介入研究の実施に関心のある保険薬局から研究計画策定の要請を受けており、本研究による知見を活かして計画書作成ならびに開始に向けて準備を進めていく。 昨年度、完成に至らなかった論文化も進めていく予定である。
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