研究課題/領域番号 |
19K16473
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分48010:解剖学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
仲田 浩規 金沢大学, 医学系, 講師 (80638304)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 精巣 / 精細管 / 三次元 / 三次元再構築 / 3D / 精子形成 / ブスルファン / 加齢 / 精子形成障害 / マウス |
研究開始時の研究の概要 |
申請者が考案した ”三次元再構築精巣” と ”三次元マッピング” という新たな研究ツールと、男性不妊症のヒト精巣と同じ状態になるモデル動物を用いることで、障害が精巣内のどの場所から、どのような変化として始まり、どのように進展していくかを明らかにする。また、三次元再構築精巣に血管および各種マーカー情報をマッピングすることで、精子形成障害の発生と進展に関連する因子を同定する。
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研究成果の概要 |
正常な精子形成と精子形成障害が混在するモデル動物の精巣を三次元再構築し、解析することで、障害が精巣内のどの場所から、どのような変化として始まり、どのように進展していくかを明らかにした。抗癌剤投与の場合、精子形成障害が起こりやすい決まった三次元部位は存在しなかった。一方、加齢性障害の場合、精巣網近位と精巣の中心に精子形成障害が起こりやすい場所が偏っていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
薬剤または加齢という全く異なる要因において、正常または精子形成障害が起こりやすい三次元部位がそれぞれ明らかになった。本研究で得られた成果は、精子形成障害を研究する上で基礎的なデータとなり、男性の妊孕性・不妊症の研究の発展に寄与できる。
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