研究課題/領域番号 |
19K16737
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分50010:腫瘍生物学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
I・KETUT GUNARTA 金沢大学, がん進展制御研究所, 助教 (90838393)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | JSAP / JLP / JSAP1 / Curcumin / Autophagy / Lysosome / JSAP2 / Cell death / Reactive oxygen species |
研究開始時の研究の概要 |
Cancer cell executes autophagy as a survival system under oxidative stress and this process is tightly linked to the position of the lysosome. In this study, I will investigate the relationship between JSAP-mediated lysosome trafficking and cell death under curcumin-induced oxidative stress.
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研究成果の概要 |
ROSレベルは、細胞内の分子を酸化し、最終的に細胞死を引き起こす可能性があるため、細胞によって厳密に制御されています。 クルクミンなどのROS誘導剤は、癌細胞のリゾソーム局在を変化させることが報告されています。 モータータンパク質アダプターのファミリーであるJSAPが、クルクミンに応答したリソソーム輸送に関与していることを発見しました。 また、JSAPを介したリソソーム輸送とクルクミンによる細胞死の関係を明らかにしました。 私たちの研究は、JSAPファミリーの密接に関連するメンバーであるJSAP1とJSAP2がクルクミン誘発性ストレスにおいて異なる機能を果たしていることを示唆しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ROSレベルを上昇させ、細胞死を誘発する治療薬は、代替の癌治療を提供します。 ウコン(Curcuma longa)に由来する化合物であるクルクミンは、インビトロおよびインビボで細胞死を誘発する有望な効果があるため、魅力的な薬剤候補です。 この研究の結果は、細胞内輸送が、新しい治療戦略の開発につながる可能性のある急性酸化ストレスの生存にどのように関連していたかについてのより良い理解を与えることが期待されます。
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