研究課題/領域番号 |
19K16816
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
山崎 知子 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 特任研究員 (20792493)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 下咽頭がん / 頭頸部癌 / 扁平上皮癌 / がん幹細胞 / 下咽頭癌 |
研究開始時の研究の概要 |
下咽頭癌は手術の他には治療手段に乏しく、難治である。私たちのグループは、下咽頭癌においてはCD271陽性細胞が高い増殖能と造腫瘍能を持つことを明らかにしてきた。さらに、独自にヒト化抗CD271抗体を樹立し、PDX担癌マウスを用いてCD271を標的とした抗体治療を実施したところ、腫瘍縮小効果を認めた。しかし、縮小効果は完全ではなく、更なる検討が必要だと考えた。本課題では、CD271標的治療のproof of conceptをさらに蓄積するための検討を進める。
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研究成果の概要 |
下咽頭癌は手術の他には治療手段に乏しく、難治である。私たちのグループは、下咽頭癌においてはCD271陽性細胞が高い増殖能と造腫瘍能を持つことを明らかにしてきた。さらに、独自にヒト化抗CD271抗体を樹立し、PDX担癌マウスを用いてCD271を標的とした抗体治療を実施したところ、腫瘍縮小効果を認めた。しかし、縮小効果は完全ではなく、更なる検討が必要だと考えた。本課題では、CD271標的治療のproof of conceptをさらに蓄積するための検討を進めた。新しい抗CD271抗体を開発した。CD271の発現制御機構を明らかにした。CAR-NK細胞の作出を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CD271が下咽頭がんにおける治療標的になる可能性を検討した。今後さらに治療応用に向けて検討を続ける必要がある。
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