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脳卒中後意欲低下マウスモデルの作成と意欲低下に対する漢方薬治療の探索

研究課題

研究課題/領域番号 19K16959
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

濱口 卓也  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (70770684)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード意欲 / オペラント / 脳梗塞 / 側坐核 / 意欲低下 / アパシー / 漢方
研究開始時の研究の概要

脳卒中後のアパシー(意欲低下)は日常生活動作を低下させ,患者を要介護状態に陥らせる重要な病態であるが,未だ確立された治療法はない。本研究ではマウス実験において,意欲低下を改善させる可能性のある漢方薬を探索する。そのために,脳卒中後意欲低下マウスモデルを作成し,漢方薬介入を行うことで意欲低下への治療効果を評価する。

研究実績の概要

本研究では「病理を限局した脳の病変に絞った脳卒中後意欲低下マウスモデルを用いて意欲低下の程度を一定のレベルで固定し,漢方薬を投与してその効果を明らかにすること」を目的としている。
2019年度は側坐核梗塞モデルの作成とオペラント行動課題を用いた意欲評価とを行う計画で進めた。この側坐核梗塞モデルの作成にはLED照射を行う光感受性脳血栓の技術を応用して用いた。1年目のスケジュールに則し,側坐核に限局した梗塞モデルマウスの作成を行い,オペラント行動課題を与えて意欲評価を行なった。
側坐核は脳の前後方向に幅があるため,どの部位の障害が求める意欲低下を引き起こすのかを探索する必要があった。そのため,LED照射を行う部位・光度・照射時間を変え,両側側坐核の梗塞巣とオペラント行動課題で得られる意欲指標の変化との解析を行なった。
このモデルは従来の中大脳動脈閉塞モデルとは異なり運動麻痺の影響を除外した純粋な意欲評価が可能となる利点を持つ。そのためこのモデルの確立は,脳卒中後の意欲低下に対する治療薬研究の発展に寄与することが期待される。

報告書

(1件)
  • 2019 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Translational approach to apathy‐like behavior in mice: From the practical point of view2019

    • 著者名/発表者名
      Tanaka Kenji F.、Hamaguchi Takuya
    • 雑誌名

      Psychiatry and Clinical Neurosciences

      巻: 73 号: 11 ページ: 685-689

    • DOI

      10.1111/pcn.12915

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-01-27  

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