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形態画像と数値流体解析の統合による大動脈瘤の解析手法の確立と増大予測モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19K17163
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

窪田 吉紘  千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (30836177)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード4D flow MRI / CFD / 大動脈瘤 / 数値流体解析 / 4D-flow MRI / 機械学習 / Radiomics / 動脈瘤 / 非剛体レジストレーション
研究開始時の研究の概要

大動脈瘤の増大予測モデル作成のために動脈瘤の形態、血管壁の性状、周囲組織についてCTやMRIの画像から特徴量抽出を行う。また、数値流体解析(Computed Flow Dynamics)を用いて動脈瘤・ 血管内の血流や剪断応力をコンピュータ上でシミュレーションし、得られた情報と上記特徴量とをRadiomics/機械学習を用いて統合し、増大予測モデルの作成を行う。これにより患者ごとに適切な治療介入時期、治療法の選択に繋がるprecision medicineの一助になることを目的とする。

研究成果の概要

本研究では増大傾向にある動脈瘤の初期の画像と増大傾向のない動脈瘤の画像を後方視的に参照、内部血流を数値流体解析・血流解析の手法を用いて検討し、内部血流の違いによる動脈瘤増大との関連を評価しようと試みた。数値流体解析は解析に膨大な時間を要することから、過去のCT・MRI画像から4D flow MRIを撮像する方法を検討した。血管モデルと心拍動ポンプで増大初期の動脈瘤の内部血流を再現し、4D flow MRIで撮像を行ない、数値流体解析に比べて短時間で動脈瘤内の血流解析を行うことができた。現在、血管モデルの4D flow解析の妥当性を検証し、論文化を目指している。

研究成果の学術的意義や社会的意義

動脈瘤の増大予測において増大初期の動脈瘤内の血行動態を評価しするために血管モデルを用いた4D flow MRIの撮像を行なった。解析結果の妥当性の検証は引き続き必要だが、過去の形態画像から4D flow MRIを撮像し、内部血流の評価ができることは、今後の動脈瘤の血流解析において重要な手法となると考える。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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