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プロジェクションマッピング機能を利用した頸部リンパ節可視化システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19K17248
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

佐藤 守  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 診療放射線技師 (10758006)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードプロジェクションマッピング / 頸部リンパ節 / 造影CT / 超音波検査
研究開始時の研究の概要

疑似リンパ節を内包した立方体ファントムを作成しCT検査を行い、三次元的な位置情報を得て、ファントムにプロジェクションマッピングを行って正確性を検証する。疑似リンパ節を内包した頸部形態の曲面立体ファントムに拡大し、郭清後の摘出物への投影を可能にするために曲面の三次元位置情報を二次元に変換するプロトコルを作成する。これらの結果を基に同意が得られた患者に臨床応用を行い、システムの有用性を検討する。

研究実績の概要

口腔領域の悪性腫瘍でリンパ節転移の有無は予後に繋がる重要な診断となる。転移リンパ節検索の現在のスタンダードは造影CT検査および超音波検査の画像を用いるものであるが、造影CT検査と超音波検査のリンパ節を1対1で対応させることは困難である。そこで、本研究ではプロジェクションマッピング機能を用いて造影CT検査と超音波検査のリンパ節を1対1で対応させることができるシステムを構築することを目的とする。
曲面ファントムに合わせたマッピング画像を作成するために、ファントムの表面形状や曲率を数値化し、3DモデリングソフトウェアであるBlenderを使用してマッピングデータの収集を行なった。その後、データのクリーニング、ノイズ除去等を行なった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

画像の歪み処理や、プログラミングなど技術的な作業量が多く、3次元の物体を透視投影によって2次元の画像に変換するプログラムを作成するのが複雑で難航している。

今後の研究の推進方策

歪み補正のためのマッピング関数を作成し、このマッピング関数を適用して画像を変換し、曲面ファントムに投影する。必要に応じて調整を行い、正確性を検証する。次に、プログラミング言語PythonとそのライブラリであるOpenCVを使用して、3次元の物体を透視投影によって2次元の画像に変換するプログラムを作成する。完成したシステムは、本学倫理委員会の許可を得た上で、インフォームドコンセントを提供した患者に対して臨床実験を行い、システムの有効性を検証する。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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