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非B非C肝発癌に対する腸内細菌を用いた予防効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 19K17471
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関横浜市立大学

研究代表者

結束 貴臣  横浜市立大学, 附属病院, 助教 (30738620)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード肝がん / フェカリバクテリウム / 予防 / 腸管バリア / 腸管透過性 / 肝細胞癌 / 非アルコール性脂肪肝炎 / 肝硬変
研究開始時の研究の概要

ウイルス性肝炎のない非B非C肝癌が増加しており、NASH由来の肝細胞癌が原因と考えらえている。NAFLD/NASHの病態は未だ不明な部分も多く、NASH由来の肝細胞癌についても同様である。我々はこれまでにNASHと腸内細菌由来のエンドトキシン(ET)との関係について検討を行ってきた。本研究では、NAFLD病態を認める肝発癌マウスモデルの作成および、同マウスモデルを用いて非B非C肝癌の腸内細菌による発癌予防に焦点を当てて研究を行う。

研究成果の概要

計画通りに肝臓癌モデル作成やフェカリバクテリウムの投与ができており、仮説に見合った研究結果が得られているため、2020年度、肝腫瘍内の背景肝や大腸上皮の遺伝子、蛋白、免疫細胞の解析を行い、フェカリバクテリウムによる制御性T細胞の増加が腸管透過性に寄与していることを発見した。また、腸管透過性を介して肝腫瘍の増大が起きているかどうかDSS腸炎モデルを用いて、裏とり実験を行い、DSS処理下では、肝腫瘍が増大しており、腸管透過性の亢進が肝腫瘍増大に寄与していると考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

フェカリバクテリウムが、非B非C肝がん発癌の予防をできる可能性があり、腸内細菌を用いた治療開発が望まれる。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Gut microbiota and NASH/NAFLD2020

    • 著者名/発表者名
      Takaomi Kessoku,Takashi Kobayashi, Atsushi Nakajima
    • 学会等名
      JDDW
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2022-01-27  

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