研究課題/領域番号 |
19K17590
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
茂木 聡 浜松医科大学, 医学部附属病院, 診療助教 (60573368)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 冠微小循環 / 冠動脈 / 微小循環 / 冠循環 |
研究開始時の研究の概要 |
Hyperemic Absolute Coronary Flowは心表面だけでなく、心筋内の微小循環も合わせた評価が可能である。本研究では実臨床で遭遇する状況をブタで再現し、開胸してドップラーにて冠血流を直接測定したものと経カテーテルによる経皮的測定の整合性を検証するものである。またATP濃度を直接測定することで生理食塩水による最大充血が得られる機序も解明を目指す。
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研究成果の概要 |
冠微小循環障害は以前より認知されていたが、正確な評価を行うことができる検査系が確立していなかった。最近欧米で認可された特殊なカテーテルを用いることでそれらが測定できるようになったが、本邦での使用は認可されていない。そこで本邦で現在認可されているカテーテルを用いることで同様の計測が可能かどうかを評価した。ブタを用いて原法での計測の後に、本邦で使用されているカテーテルでの計測を行った。本邦で使用されるカテーテルにおいても計測が可能であることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦で認可されている冠動脈用カテーテルにおいても原法と同じカテーテルと同様に冠血流、微小血管抵抗が計測が可能であることが分かった。心不全や心筋症、弁膜症の微小循環障害を評価できる検査系が確立できれば病態解明が進むものと思われる。
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