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micro-RNAに着目したがん関連血栓症の病態解明と先制医療への展開

研究課題

研究課題/領域番号 19K17602
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

東 晴彦  愛媛大学, 医学部附属病院, 講師(特定教員) (10598634)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードがん関連血栓症 / micro-RNA / micro RNA / 腫瘍循環器学
研究開始時の研究の概要

がん治療の進歩により増加し続けるがんサバイバーにおいて、QOLの低下や死亡率の上昇につながるがん関連血栓症は最も問題となる有害事象の1つである。本研究の目的は、がん関連血栓症患者においてmicro-RNAを網羅的に解析することにより、がん関連血栓症の早期診断マーカーとして有用な新規micro-RNAを同定すると共に、標的遺伝子解析によってその機能を明らかにすることである。さらに、micro-RNAの情報と予後を含めた多くの臨床情報を多面的に融合することにより、がん関連血栓症のリスク層別化を行い、腫瘍循環器(Onco-Cardiology)領域における先制医療への発展を目指す。

研究実績の概要

本研究では、がんサバイバーにおいてQOLの低下や死亡率の上昇につながるがん関連血栓症の早期診断マーカーとして有用なmicro RNAを同定することを目的にしている。これまでに、同意が得られた婦人科系悪性腫瘍患者49名の臨床データを収集すると同時に、micro RNAの解析を進めている。
臨床データとしては癌種、病期、転移の有無、血栓の部位、肺塞栓症の有無、Dダイマー等を調査した。
micro-RNA解析に関しては、愛媛大学学術支援センター病態機能解析部門でRNAの抽出を行い、RNA量が十分で断片化の指標も解析に相応しいサンプルを選択した。結果的に、42サンプルについてかずさDNA研究所に次世代シーケンサーを用いた網羅的な遺伝子配列解析を依頼した。今後、CLC Genomics Workbenchを用いて、がん関連血栓症に関わるmicro RNAを探索すると同時に、カルテ情報から各患者の予後を追跡する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初予定していたより症例登録に時間を要したこと、RNA抽出装置が故障していたため予定よりやや遅れている。

今後の研究の推進方策

次世代シークエンス解析用ソフトウェアであるCLC Genomics Workbenchを用いて、がん関連血栓症に関わるmicro RNAを探索する。また、カルテ情報から各患者の予後調査を行い、得られたmicro RNA情報との関連についても検討予定である。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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