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肺線維症肺線維芽細胞の機能解析から新規抗線維化薬創薬への展開

研究課題

研究課題/領域番号 19K17647
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

小山 良  順天堂大学, 医学部, 准教授 (10365611)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード特発性肺線維症 / 肺線維芽細胞 / トランスフォーミング増殖因子β(TGF-β) / 間質性肺炎 / 肺線維症 / CAGE解析 / ERK5 / トランスフォーミング増殖因子β (TGF-β) / TGFβ
研究開始時の研究の概要

肺の線維化に極めて重要な役割を担う肺線維芽細胞の機能に着目し、肺線維症患者の肺線維芽細胞の生理機能解析を行い、肺線維症の肺線維芽細胞に直接作用するより効果的な新規抗線維化薬剤の開発につながる新たな知見の創出を目標設定とした。

研究成果の概要

リゾホスファチジン酸は、LPA受容体を介したオートタキシンの作用により細胞外に生成され、特発性肺線維症患者において線維化を誘導することが知られている。肺線維症肺線維芽細胞の機能活性に関与する網羅的Gene解析から新規線維化制御因子を探索し、Rho/ROCK経路を介した肺線維芽細胞の生理機能活性に着目した。肺線維芽細胞において、オートタキシン/リゾホスファチジン酸経路は、Rho/ROCKを介した線維化を制御する重要な治療標的となりうることを証明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

肺線維症の線維化のメカニズムの基礎的研究から創出される、新たな知見がこの未だ有効な治療法のない肺線維症患者のための革新的な新規薬剤への開発へとつながることが十分に期待される。本研究は、実際のヒト肺線維症の肺線維芽細胞を用いて検証する説得性と、肺線維芽細胞を介する直接的な線維化メカニズムの解明により、Rho/ROCK経路を介したオートタキシン/リゾホスファチジン酸経路の線維化を制御する重要な治療標的となりうることを証明した。本研究成果は更なる新規抗線維化薬の開発へ直結する、極めて医学的貢献度の高い研究である。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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