研究課題/領域番号 |
19K17737
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
藤倉 知行 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (00444349)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 好中球細胞外トラップ / NETs / 虚血腎障害 / in vivoイメージング |
研究開始時の研究の概要 |
好中球細胞外トラップ(Neutrophil Extracellular Traps ; NETs)を簡便に同定するために、最新の遺伝子編集技術;CRISPR/Cas9 を用いて、遺伝子編集マウスを作製する。このマウスを用いて腎臓虚血再灌流障害を誘発し、特殊顕微鏡である多光子生体顕微鏡を用いて腎内・肺内のNETsを動態を明らかにする。
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研究成果の概要 |
好中球細胞外トラップ(NETs)形成時に、主要な働きをしているペプチジルアルギニンデイミナーゼ4(PAD4)遺伝子の下流に、CRISPR/Cas9システムを用いて緑色蛍光タンパク質(GFP)遺伝子をノックインし、PAD4-GFPノックインマウスを作成した。作成したマウスの形質確認のため、ノックインマウスより採取した好中球を用いてin vitroで NETsを誘導し、NETs形成時のGFP発現亢進を確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細菌などによる感染性病態のみならず、非感染性病態である自己免疫性疾患や血栓症など様々な病態への関与が報告されている好中球細胞外トラップ(NETs)の動態を解明することは、種々の病態解明や治療介入に向けた創薬においても重要である。その点において、本研究においてNETs形成をGFP発現を用いることにより同定出来きるモデルを確立した意義は大きい。今後本モデルを用いて、in vivoにおける経時的な動態・クリアランスを解明することが出来れば、より臨床応用に繋げる研究へと導ける。
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