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視床下部室傍核CRFニューロンによる交感神経活性化:脳脊髄神経路の同定と機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 19K17998
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分54040:代謝および内分泌学関連
研究機関弘前大学 (2020-2021)
東北大学 (2019)

研究代表者

村澤 真吾  弘前大学, 医学研究科, 助教 (70829390)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードCRFニューロン / 視床下部 / 交感神経 / 視床下部室傍核 / 室傍核
研究開始時の研究の概要

視床下部室傍核(PVH)に存在するコルチコトロピン放出因子(CRF)産生ニューロンは視床下部‐下垂体‐副腎(HPA)系のみならず及び交感神経系を活性化しストレスから生体を防御する.最近我々は,PVHのCRFニューロンが正中隆起以外にも複数の脳内領域に直接投射することを発見した. 本研究ではCRF遺伝子ターゲティング法により開発されたマウスと光遺伝学の手法を用い,CRFニューロン-交感神経系神経路の同定や交感神経活動への関与を検討する。さらにCRF受容体1型・2型のいずれが上記に関与するかを検討する。これらの研究によりストレス性高血圧発症・増悪のメカニズムを解明し新たな治療法開発の基礎を築く.

研究成果の概要

CRF遺伝子特異的Cre発現マウスに対してCre依存的GFP発現ウイルスベクターを注入することにより、CRFニューロンが脊髄まで直接一次投射していることが確認された。脊髄では後外側路から側索に神経線維の集簇が見られた。また、一部CRFニューロンがnNOS陽性細胞に近接しており、CRFニューロンが交感神経節へ直接投射していることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

CRFニューロンと交感神経の関係を明らかにすることで、ストレス性の高血圧や自律神経失調症などのメカニズムを明らかとすることができる。今回の研究で、CRFニューロンと交感神経の直接的な神経路を同定することができ、上記のような疾患のメカニズム解明に寄与すると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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