研究課題/領域番号 |
19K18156
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
大久保 友貴 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (70770238)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 食道癌 / NOTCH1 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的はβ-cateninが核に蓄積しない食道癌においてNOTCH1シグナル活性化が浸潤へ誘導する因子を同定することである。この目的を達成するための実験の概要を以下に示す。①臨床検体と細胞株を用いたNOTCH1シグナル亢進と食道癌浸潤能の相関②食道癌におけるNOTCH1が関与する遺伝子の検討③β-cateninが蓄積しない食道癌、およびβ-cateninをノックアウトした大腸癌におけるNOTCH1経路に関与する候補因子の同定④同定した候補因子の浸潤/増殖能における機能解析(in vitro, in vivo)⑤NOTCH1経路の抑制による抗癌作用の有効性の評価
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研究成果の概要 |
食道癌の臨床検体を用いてNOTCH1の発現の違いにより予後に差があるかを検討した。NICDの発現と予後に明らかな因果関係は認められなかった。食道癌細胞株を用いてNOTCH1の強制発現や抑制を行った。増殖能などを調べるためにWST-1 assay、Ki67などの発現量を調べ、浸潤能を調べるためInvasion assayおよびE-cadherinなどの発現量を調べたが、有意な結果を得ることはできなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では食道癌におけるNOTCH1の意義の解明にはつながらなかった。
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