研究課題/領域番号 |
19K18307
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
石田 裕介 東京医科大学, 医学部, 講師 (40805884)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 敗血症 / シクロフィリンD / 敗血症性関連脳傷害 / ミトコンドリア / 敗血症性関連脳障害 / サイトカイン / メタボローム / DNAチップ解析 / シクロフィリン / 敗血症関連脳障害 / Sirtuin3 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、従来の虚血性神経細胞死における脳内MPT(Mitochondrial Permeability Transition)の役割解析の成果を基盤として、敗血症関連脳障害の実態をMPT誘発ミトコンドリア機能不全の中心的役割を担うミトコンドリア・シクロフィリンD(Cyclophilin D:CypD)を介した細胞死・アポトーシス実行経路とミトコンドリアのエネルギー代謝やアポトーシス・酸化ストレス制御を担う Sirtuin3(SIRT3)を機軸とした情報伝達系を介するミトコンドリア保護機構との連関解析に展開し、敗血症関連脳障害の機序解明を目指す。
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研究成果の概要 |
敗血症性脳症誘発脳内サイトカイン発現、神経細胞死・アポトーシス形成における脳内ミトコンドリア・CypD・MPTとSIRT3情報伝達系の果たす役割解明を検討した。第8-10週令の雄性C57B6 wildマウス(wild群)とCypD遺伝子欠損(Ppif-/-)マウス(CypD KO群)を用いて回盲部結紮+2回穿刺による(CLP)誘発敗血症性関連脳障害モデルを作製した。モデル作製1、6時間後、1日後に大脳のサンプリングを行い、メタボローム解析、DNAチップ解析を行った。様々な情報伝達系の代謝産物の活性を比較し敗血症性脳症に至るメカニズムを検討した。得られたデータをもとに論文作成の準備を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果としては、メタボローム解析や、DNAチップ解析から、敗血症性脳症誘発における脳内のミトコンドリア・CypD・MPT とSyvn・ERAD情報伝達系とオートファジーの役割が明確化され、SAE誘発性脳障害におけるミトコンドリア‐ER制御機構の役割の特定と、他の神経系関連疾患の病態解明にも貢献し新規治療薬開発へ繋がることが本研究の社会的意義と考える。
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