研究課題/領域番号 |
19K18368
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
原 義明 日本医科大学, 医学部, 講師 (20386197)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | マイクロRNA / 骨癒合遷延 / Osteigenesis / Angiogenesis / Fibrogenesis / 分子治療 |
研究開始時の研究の概要 |
未だ有効な早期診断や治療法が確立されていない骨折後の骨癒合遷延に対し、標的となるmicro RNAを同定することで早期からの診断法を確立すると共に、学術的・社会的に高い意味を持つ新しい分子標的治療を実現させることである。
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研究実績の概要 |
実験動物の骨折モデルの作成と研究必要量の採血が足りず、検討を繰り返している。データを集約するために、Nを15まで増加して採血を蓄積している方針として実験動物を作成している状況である。 骨癒合の促進抑制に係るマイクロRNA の選択を再考し、採血からのマイクロRNAを定量する予定であるが、時間的に困難であるため、検体数の減量とデータ解析方法の変更も視野に入れている。 また、骨折のみで動くパラメーターとして tgfb -1やBMP -2に関わるマイクロRNAを選択したが、骨折がなくても変動していることが、いくつかの報告で確認され、適切なパラメーターになりえない可能性が示唆された。これも知見として報告する必要があるかもしれないが、骨癒合促進を抑制する働きを期待できない可能性が高そうであるため、これをノックアウトしても骨癒合が促進もしくは抑制されるかは疑問となった。 そこで骨癒合遷延モデルの安定した作成と、血液採取の方法に関して今後取り組んで行き、多くの検体を採集することで比較的osteogenesisに特化したマイクロRNAを同定し、変動を確認する方向性にしたい。またマイクロRNA測定に関しては、円安の影響もあり1件体当たりの費用も想定より格段に高額に成っており、検体数の再考を迫られている。ターゲットとするマイクロ RNAを限定し、再度採血検体からcirculating マイクロRNAを網羅的に解析するかどうかも検討している。時間的問題から、これまで採取した検体を利用し、骨癒合促進のマーカーになり得るマイクロRNA の同定にも検討項目を追加した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
ラットの骨折モデルの作成と研究必要量の採血が足りず、検討を繰り返している。サンプルで施工したデータ解析では予想と異なる結果であり、研究の計画を多少変更する必要を検討している。
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今後の研究の推進方策 |
骨折のみで動くパラメーターとして tgfb1やBMP2に関わるmicroRNAを選択したが、骨折がなくても変動していることが確認され、適切なパラメーターになりえない可能性が示唆された。これも知見として報告する必要があるかもしれない。
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