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血管壁弾性を考慮した脳動脈瘤内の動的血行動態解析

研究課題

研究課題/領域番号 19K18411
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター)

研究代表者

松尾 諭  独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 脳神経外科 客員臨床研究員 (80734938)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードcerebral aneurysm / CFD / ECG gated head CTA / 脳動脈瘤 / 心電同期CTA / CFD解析 / 心電同期3D-CTA / くも膜下出血
研究開始時の研究の概要

本研究は、心電同期頭部3D-CTAを用いて、脳動脈瘤内の血行動態解析を行い、 術中所見(瘤壁の薄さ、動脈硬化、bleb、 破裂点など)に特異的な血行動態の解明および、それらに特異的な数値流体力学パラメータの同定を行う。脳動脈瘤の増大や破裂に関わる数値流体力学パラメータの同定ができれば真に破裂のリスクが高い脳動脈瘤の抽出が可能になり、また、これまで経験則でしか破裂点を同定し得なかった破裂脳動脈瘤手術が、術前のシミュレーションが可能になり、より安全に、客観的に遂行することが可能になると期待される。

研究成果の概要

脳動脈瘤の心周期間での動脈瘤の形態変化の解析を行い、UCAS Japanのデータを参考に、破裂率が高い群と低い群に別けて比較することを目的に、動脈瘤の大きさ別(5mm以上、5mm未満)と発生部位別の2群間に分けて比較した。結果、動脈瘤の発生部位別に分けた2群で、破裂リスクが高いと思われる群は、動脈瘤頚部径の心周期間での変化率が有意に大きいことが判明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

破裂riskが高いと思われる部位の脳動脈瘤は動脈瘤頚部径の心周期間での変化率が有意に大きいことが判明した。これは、破裂riskが低いと思われている部位や大きさの動脈瘤の中から破裂riskが高い動脈瘤を抽出する際の一助になる可能性があると考えられた。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 脳動脈瘤の拍動と脳動脈瘤破裂危険因子との関連について2021

    • 著者名/発表者名
      松尾 諭、天野敏之、宮松雄一郎、山下壮二朗、松角宏一郎、中溝玲
    • 学会等名
      STROKE2021 (第50回日本脳卒中の外科学会学術集会)
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 脳動脈瘤の拍動と脳動脈瘤破裂危険因子との関連について2021

    • 著者名/発表者名
      松尾 諭、天野敏之、宮松雄一郎、山下壮二朗、松角宏一郎、中溝玲
    • 学会等名
      STROKE2021 (第50回日本脳卒中の外科学会学術集会)
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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