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小児がん患者の卵巣組織凍結における適切な凍結手法の解析

研究課題

研究課題/領域番号 19K18665
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

岩原 由樹  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (10632143)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード卵巣組織凍結 / 妊孕性温存 / 凍結方法 / 小児がん
研究開始時の研究の概要

小児がん患者の妊孕性温存の方法は、卵巣組織をがんの治療前に凍結保存する卵巣組織凍結が唯一の治療手段となる。主な凍結方法としてはガラス化法と緩慢法があり、日本ではガラス化法が選択されることが多い。近年白血病などの卵巣転移のリスクがある疾患においても卵巣組織凍結が行われはじめ、今後小児がん患者の卵巣組織凍結数が増えることは必須であるが小児の卵巣に対して適切な卵巣組織凍結方法を評価した研究は少ない。本研究では小児のヒト卵巣組織切片を使用し成人との違いを形態的に評価し、ガラス化法と緩慢法で凍結した卵巣組織を融解し組織内の残存卵子の数、組織への生着等を比較し小児卵巣組織の適切な凍結方法を評価する。

研究成果の概要

思春期前の日本人の卵巣組織は思春期後の日本人の卵巣組織と比較すると、原始卵胞を多く含み、原始卵胞がより深い部分に存在する可能性が示唆された。
COVID19の流行により、研究機関に卵巣組織凍結を希望する患者数が少なかったため、標本数がすくなく、統計学的に有意差がある結果とはいえないが、妊孕性温存治療のなかで卵巣組織凍結は思春期前の患者の唯一の方法となるので、さらなる研究が必要と考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

妊孕性温存治療のなかで卵巣組織凍結は思春期前の患者の唯一の方法となるので、さらなる研究が必要と考えられた。

報告書

(5件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 当院における医学的適応による妊孕性温存治療の現状2020

    • 著者名/発表者名
      岩原由樹
    • 学会等名
      第10回日本がん・生殖医療学会 学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 若年成人のホルモン補充療法2019

    • 著者名/発表者名
      岩原由樹
    • 学会等名
      第34回日本女性医学学会 学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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