研究開始時の研究の概要 |
妊娠糖尿病(GDM)は世界的には妊娠中期以降に診断されるが,日本では治療介入によるメリットが証明されていないにも関わらず妊娠初期から妊娠糖尿病を診断し治療している.本研究では,妊娠初期にGDMと診断された妊婦に対し,妊娠初期には治療介入は行わずに妊娠24-28週で再度妊娠糖尿病の診断のための検査を行い,そこでGDMの診断基準を満たした妊婦のみに治療介入を行い,従来の治療を受けた妊婦と比較し妊娠分娩転帰にどう変化があるかを検討することで,妊娠初期からの治療介入の有効性を検証する.
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