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顔面神経損傷後の神経変性、筋萎縮の分子機構と防止に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K18737
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

関谷 真二  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (50770591)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード顔面神経麻痺 / 顔面神経 / 末梢神経再生 / 神経即時再建 / 神経再生
研究開始時の研究の概要

臨床経験において神経を即時再建しなければ筋は急速に萎縮するが、即時再建すると即時に筋萎縮は抑制される。これは神経即時再建によって筋の萎縮を抑制し、神経再生に備える未知の筋委縮抑制因子、あるいは筋栄養因子が分泌される可能性を示唆するものである。
本研究では、顔面神経を切断した後、即時神経再建する動物モデルと神経再建しない動物モデルを作成し、神経-筋接合部を形態学的に観察するとともに神経や筋に発現する遺伝子を網羅的に解析する。そして、両モデル動物の神経・筋における形態や遺伝子発現を比較することで、神経再生・変性に関する新たなシグナルや因子を検索し、その分子学的機構を解明する。

研究成果の概要

顔面神経損傷において、神経を即時再建しなければ筋は急速に萎縮するのに対し、即時再建すると筋萎縮は抑制される。本研究課題では神経即時再建の際の未知のシグナルや因子を探求するのが目的である。今回、動物モデルを作成し、神経-筋接合部を形態学的に観察するとともに神経や筋に発現する遺伝子を網羅的に解析した。そして、両モデル動物の神経・筋における形態や遺伝子発現を比較することで、神経再生・変性に関する新たなシグナルや因子を検索した結果、その分子学的機構の一部を解明することが出来たと考える。

研究成果の学術的意義や社会的意義

顔面神経麻痺は多くの患者の生活の質を左右する重篤な疾患であり多くの患者が現在も悩まされている。今回神経即時再建を行った際の分子シグナルを探ることで今後の治療法の確立に応用できることを期待したい。

報告書

(6件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Novel method for evaluating mouse facial nerve function using commercial products and free software2020

    • 著者名/発表者名
      Shinji Sekiya, Akira Inagaki, Shingo Murakami, Shinichi Iwasaki
    • 雑誌名

      Nagoya Medical Journal

      巻: 56 ページ: 201-210

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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